断捨離、事始め。

『断捨離方丈記』(2)断捨離、事始め。

■ファースト・インプレッション

実際にここ数週間、色々着手してみてわかった。

断捨離は、安易な考えでできることでなかった。1日16時間、寝ている以外ずっと続く。

断言できる。

断捨離はもはや、労働である。

片手間では無理だ。

やはり、人生の終活に向けたガチ断捨離をやりたいなら、本気でやらねばならぬ!の強い意志が必要になる。

孤独な作業だし、想像以上に時間もかかる。

最終的には、生活も人間関係も、人生も変わるだろう。

痛みを伴うかもしれない。

——これが、今回、断捨離を始めてみた私の、ファースト・インプレッション、おそらくとてもリアルで率直な、実体験に基づく本心からの感想である。


■「もったいない」を一時停止せよ!

断捨離の始め方としては、最初の時点で、「やることリスト」や「計画」は必要ない。

もっと後で、本格的にリスト化が必要になった時に考えればいいし、その頃には、最初に思い描いていた計画なんて吹き飛んでいるからだ。

断捨離開始でまず、すべきなのは、がむしゃらで徹底的な“物の排除”である。

言い換えれば“不要品を見極めて捨てる”わけだが、その際に心してほしいのが、これだ。

“「もったいない」を
一時停止する。”

これから、不要な“古い物・使っていない物・売れない物”を、片っ端から捨てていくことになる。

メンタルの弱い人だと、捨てきれないかもしれない。

この段階で「もったいない」を一時停止できないなら、前へは進めないだろうなと思う。


■どこから取りかかる?

私の場合、最初の取っかかりは、部屋をウロウロすることだった。

とりあえずでいい。ざっくり、大雑把に。

ゴミ袋を手に部屋を見渡して、目に付いた物を眺めて即捨てOKか否か判断する。不要なら捨てる。それでいいと思う。

実際のところ、明らかに不要とわかる物を捨てている時点では、まだ、断捨離は始まっていない。アイドリング、下準備のようなものである。

本当の意味での断捨離開始スタート地点は、ある程度の不要品を取り払ったその後で、やっとそこから始まる。

私自身、断捨離のスタート地点を目指すつもりで、まず、不要とわかりやすい物から捨て始めた。

無駄に多い物、例えばキッチンならタッパー類。鍋やザルや菜箸。予備の新品タオル、雑巾にしようとよけておいた使い古しのタオル。見た目のために置いているようなリビングのクッション、来客用スリッパ。溜まる一方のUSBケーブルとアダプタ。何かに使えそうな空き箱や紙袋。大量にあるボールペンやマジック、文具、使いかけのノート。

ぱっと見ただけで衣食住に不要だったり、数が多すぎるとわかる物はたくさんある。

売れそうなものは、今はまだ、触らずに放置でオッケー。

のちのち、本格的に減らし始める時に、さらに選別し、売る作業に何日も何週間も没頭すべき時が来る。


■「もったいない」を感じたら。

もし、もったいない、まだ使える、いつか使うかも・・・・・・と感じたら、思い出してほしい。

自問自答してみてほしい。


このあと、死ぬまでの間に使うだろうか?

使う可能性があるとして、一年に何度使うだろうか?

衣食住に必須の物か?

心身共に、それは、生きるためにどうしても必要な物か?

そう、自分はこの先、あと何年生きるつもりなのか・・・?


冷徹で残酷なことを書いているのは承知の上である。

だが、しかし、これが本当の意味での終活を意識した人間の身辺整理、人生のガチ断捨離の真髄だと私は思う。

心に迷いがあるなら、この手のガチ断捨離を始めるにはまだ時期尚早なのだ。その心の声に逆らうべきではないし、これ以上、先にはは進まず日常に戻ったほうがいいのかもしれない。

もちろん私も、迷いがまったくないかと言われれば、返事に時間がかかる。

答えるならこうだ。

今が、その時だと思うから。だから、やるべきことをやって、前に進もうと思う。

矛盾するかもしれないが、やってみて途中で考えが変わったっていいさ、その時はその時だ、くらいの余白を持っているのも本心だ。行動してみて違うと思えば方向修正すればいい。人生に答えはないし、扉を開け、一歩前へ進んでみようと思う。

話を戻そう。

大雑把なざっくり一周で不要品排除を終えた後、私が最初に本腰を入れて整理し始めたのは、服とカバンと靴だった。

服とカバンと靴には共通点があった。

日常と非日常、つまり、生活に必要な物と、生活とは関係なく余暇や趣味のために持っている“私欲”に基づく物とに分けることが、比較的、明確だった。

服とカバンと靴を選り分けていくポイントについては、次回で!

2020年7月 ソラアン


→『断捨離方丈記』(3)に続く


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